ザオリクとスニッカーズから学ぶデータの見方

この頃暑い。暑すぎる!!

地球温暖化の影響ってすごいんだな…と感じてしまう程の暑さです。

僕は24歳なのですが、小学生の頃にはすでに「ストップ!地球温暖化」のような世の中の風潮がありました。

みな口を開ければ「エコ」「エコ!」ばかり呪文のように唱え、おいおいお前たちのMPは無限にあるのかと心配になった人も多いのではないかと思います(いないか…)。

とても印象に残っているのが、「使わない教室を出るときは必ず電気を消しましょう」という決め事で、真面目な少年だったリトルばん・ぶーは使われてない教室を探し回っては電気を消すことで地球温暖化を防ぎ地球をザオリクすることが自分の使命であると確信していました。

電気を消す(エネルギーを節約する)→発電源である化石燃料の消費を減らす→二酸化炭素の排出を抑える→地球温暖化を防げる!

のようなロジックで、世の中は省エネモードにスイッチオンされました。ポチッ。

スイッチ

実際、ここ10数年の日本をはじめとする省エネルギー技術の進歩は素晴らしいと思います。省エネエアコンの進歩、再生可能エネルギーの開発、電気自動車の登場と、枚挙にいとまがありません。

2011年の大震災後は化石燃料の利用が増えCO2の排出も増加傾向にあるようですが、原発問題など複雑な要因が絡み議論が白熱してしまいますので、これらの問題は割愛させていただきます。

そもそもこのCO2(温室効果ガス)排出の削減は、1997年に開かれた第三回気候変動枠組条約締結国会議(COP3)で採択された「京都議定書」によって世界的な目標(1990年比で-5%)として設定されたものです。

産業革命後、あるいは戦後の経済成長の過程で化石燃料をじゃんじゃんとベギラゴン(灼熱の呪文)してきたツケが地球温暖化という形で回ってきたため、何とかしないといけないのです!


どうして温暖化しているのか?


どうして地球温暖化は起こるのでしょうか。

地球表面の温度は太陽からのエネルギーの入射と地球からの放出のバランスがとれているため、一定温度に保たれていると考えられます。そしてその太陽の入射エネルギーを表層にとどめておくことができるのが、CO2をはじめとする温室効果ガスです。

そのため、温室効果ガスが増えると地球の表層温度は上昇してしまうと考えられるのです。

図2

これは、過去のCO2濃度と気温の関係のグラフです。(軸のスケールは少し変えてあります)

このグラフを見れば、CO2の排出が地球温暖化につながると考えてもよいでしょう。

地球温暖化を食い止めるには二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出を抑える必要があると言えますね???

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